ブランドの歴史
1943年 - 1955年 ブランドの未来
ピアジェのDNAにしっかりと刻み込まれているのは、優れたビジネス感覚や大胆なチャレンジ精神、過去の名声にけっして甘んじてはならないという強い意志でした。そして1943年、これまでラ・コート・オ・フェのムーブメント製造会社として歩んできたピアジェは、将来を見据えて重大な決断を下します。ムーブメントの製作会社だったピアジェの名を以後は自らの時計にも記し、商品を自分たちで販売する道を選んだのです。ピアジェというブランドの第二のスタートを指揮したのは、創業者の孫にあたるジェラルド・ピアジェとヴァランタン・ピアジェでした。彼らは時計のブランドのマーケットを世界中に広げ、名声を一段と高めることに力を注ぎました。ピアジェに注文が殺到し、顧客たちも「自分のピアジェ」を手に入れるのに時間がかかるようになり、フル操業で生産も行われるようになりました。工房の設備はある程度近代化されているとはいえ、次々に寄せられる需要に応えることがもはや困難になりました。そのため、ピアジェは1945年にラ・コート・オ・フェに新しい工場を設立し、やがてエクストラフラット・ムーブメントの分野で画期的な製品の開発に乗り出します。
